３月６日の過ごし方

「みんなにね、かわいい奥さんで良いねってうらやましがられたよ。」
「えー、そんな事無いよぉ。でも、うれしぃぞー。」
「千聖は僕の自慢の妻だからね。今日はみんなに紹介できて良かった。」
「えへへへ。でも、みなさん楽しい人ばかりで、私も楽しかった。」
「けどごめんね、せっかくの週末なのに騒がしくしちゃって。」
「ううん。大好きな桃ちゃんの誕生日だもん。皆で祝えて良かったよ。」
「そうだね。こうやって皆に祝ってもらって、桃子も幸せだろうね。」
「だって、桃ちゃんには、たくさんの幸せを貰ってるもん。」
「僕らを出会わせてくれたのも、桃子だもんね。」
「そうだね。」
「それじゃ、二人きりでお祝いしなおそうか。」
「うん。桃ちゃん、１３歳おめでとう。」
「１３歳、おめでとう。」
「桃ちゃんのおかげで、あなたに出会えた私も、とても幸せだよ。」
「キミと一緒にいられる僕の方が幸せだよ。」
「私の方が幸せだも〜〜ん」
「いや、僕の方が幸せだって」
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