空気なんて読まない

「あなたが、『れいなキャワキャワ』ってうるさいから、お願いして撮ってきたよ。」



「ホントだ、ありがとー。二人ともかわいく撮れてるね〜。」
「けどやっぱり、千聖が一番かわいいや。かわいい千聖に感謝だよ。」
「えへへ〜〜、ありがと♪」


「けどね、れいなも近くて見たらきゃわきゃわだったよ。」
「キミは、れいなの事も呼び捨てなのかい?無敵だなぁ、キミは。」
「だってれいなは、後輩だもん。」
「しかも、愛理界隈の後輩だから、ちぃの直結の後輩のようなものよ。」
「そう言われると、肩を組むれいなの手が、遠慮がちだな〜。」
「愛理には、相当凹まされたみたいだから、私達に恐怖感抱いてるのかもね。」
「先輩なんだし、もっと優しく接してあげなきゃダメだよ。」
「特に千聖は、この先のハローをリーダーとして引っぱって行くんだから。」
「うん、分かってるよ。今日は、最初が肝心だと思ってかましただけだから。」


「それに、、、、あなたは私だけのものだから。」
千聖・・・・。そっか、気にさせちゃってたんだね。」
「大丈夫だよ、僕が好きなのは、ステージ上でかわいいれいなだから。」
「女として好きなのは、キミだけだから。」
「じゃあもっと、好きって言って。」
「好きだよ、千聖。大好きだよ。千聖の全てが好き!!」
「うん、知ってる〜〜〜〜。えへ。」
「私も大好きだよ。私の事は、あなたが引っぱって行ってね!!」